新庄市金沢 新庄東山焼の赤煉瓦煙突


2025/07/05(土)

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約30年前、この付近に新庄工業高等学校があり、そのグランドで、I先生や、A先輩の学年がインターハイ山形県大会決勝で勝利して山形東高最後の優勝を飾ったのでした。 工業高校が無くなった以外は、野球場や諸施設は、そのままのようですが、筆者が訪れるのは、その時以来になります。 新庄藩のご用達の陶芸の会社ということなので、当然、当時も存在していたと思われますが、今まで、この赤煉瓦にはまったく目が行かず、ノーマークでした。 赤煉瓦煙突というと、ほとんどが、酒造業、味噌醤油製造業です。他には長井市の成島焼和久井窯がその代表かと思いますが、焼き物業にも必要とされるようです。
積み上げられた、薪木がこれほど大量にあるということは、この煙突は現役で使用されている可能性があります。 私が知っている限り、酒造業、味噌醤油製造で赤煉瓦煙突を現在稼動させているところは、ほとんどないように思えます。 2011年の東日本大震災で、破損したりして、全撤去したところと、高さを低くしたところが半々くらいだった感じがします。 そして、現在も、その減少は現在進行形で進みつつあって、50〜100年後には皆無になる危険性もあると思われます。
したがって、現存する赤煉瓦煙突を、可能な限り撮影しておこうと、このところ多少、がんばっております。 この日は、ここと庄内町余目の3物件(1つは赤煉瓦倉庫)の撮影をしてきました。 どちらもきれいな被写体ですが、コメント書くような知識も情報もないので、ほぼノーコメントサイトということで、お願いいたします。