山形市市芳沢 馬頭観音堂
2025/05/03(土)
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山形市に芳沢という住所があるのは、だいぶ前から知っていましたが、令和7年2月15日の山形新聞の『数々の石碑に歴史と信仰の跡』のコラムを見て興味を持ち訪問してみました。
山形市の反田から山辺町作谷沢へ県道49号線で向かい、登りの坂道になるちょっと前、左に安養寺がある場所の手前から左折して進むと芳沢集落に着きます。
道路は狭く、対向車とのすれ違いも厳しいので、運転には注意が必要です。
ちょいと山形新聞から引用させていただきます。
『初代山形藩主の最上義光が西の守りを固めようと、同地に家臣を住まわせたことが始まりとされる』
『集落の高台には1674(延宝2)年再建の馬頭聖日堂が立ち、現在も住民の信仰を集める。』引用終わり
写真の場所がその馬頭観音堂のようで、手前にある建物が芳澤公民館です。
その公民館の少し奥に観音堂がありますが、そこの道路は、けっこうな勾配になっていて、やはり巾が狭く、近くに駐車スペースもありません。
写真は鳥居のちょっと先の左右に建つ石灯籠です。
向かって右の建物が公民館、奥が馬頭観音堂のようです。(他のWeb掲載の写真と同じ形)
公民館の道路沿いのちょっと上に、物置のような小屋があります。その向こうに県道49号線に向かう道路が見えますが、けっこうな急坂で、その物置の手前くらいしか方向転換スペースはありません。
この建物が、新聞で佐藤会長が持った「芳澤の金石文」の表紙の写真と同じなので、『1674(延宝2)年再建の馬頭聖日堂』のようです。
斜め前から撮影した『馬頭聖日堂』
『馬頭聖日堂』の右に立つ石灯籠
『馬頭聖日堂』の左に立つ石灯籠
左に建つ石碑。碑の左端に「昭和4年3月」の文字が彫られています。
昭和4年は1929年なので95年前に建てられたのでしょう。
石の階段を上から撮影・・・芳沢・・・了